スライド生成AI「Gamma(ガンマ)」で会社概要を作成したリアルな感想

「パワーポイントで資料作成はもう古い！」とか、「AI資料作成超ラク！」という風に
若干煽り気味では？と思うフレーズをよく聞きますが
実際のところどうなの？と思っている方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、架空の会社の事業概要スライドをGammaで作成し
使い心地やメリット・デメリットをリアルにレビューしてみたいと思います。

「Gamma(ガンマ)」ってなに？

まずはGammaのご説明から。
テキスト入力するだけで、資料やスライドを自動作成してくれる米国発のAIツールです。
その他プランによってはWebサイトも作れます。
スゴイですよね！

類似のサービスでは「Canva(キャンバ)」というのもあります。
こちらはSNS用のテンプレートが用意されていたり
機能が豊富なので周りでも利用している人が多い印象です。

Gammaは提案資料作成に特化しておりデザインもシンプルです。
ただし日本語表記対応していますがUIは英語表記です。

また無料プランでも使えますがPPTなどへのエクスポートで
Gammaロゴの透かしが入るのでビジネスに使うなら有料版がおすすめです。

では早速作ってみましょう。

実際に会社概要スライドを作成してみた！

Gammaのトップページから新規作成をクリックすると下記のページに飛びます。ここでは「生成」を選びましょう。

次に「PR会社の会社概要」と入力してみると、PR会社とは？という説明になってしまったので
「食品や化粧品に特化した」というキーワードを追加しました。
すると下記のようにアウトラインが8枚出来上がってきます。
ここまではなかなか良い感じ！

次に下方にある「生成」というボタンをクリックすると数十秒程度でスライドを作成してくれます。
ですが正直なところこのまま使うことは難しく、このあとダウンロードして使えそうな部分のみ
引用する方法で作成していきました。

このシェフの写真もなんだか違和感バリバリですね・・・
ただし「トレンド戦略」「シーン提案」「ストーリー活用」という見せ方はアリかなと思い
テキストは変更して使ってみることにしました。

ここまでの感想は、スライドの流れを作ってもらうには良いけれど
日本語のテキストは英語向けに最適化されている印象ですし、画像も微妙です。

このあとテキストは「Claud」を使ってリライトしてもらいましたが
こちらはそのまま使えるクオリティでした。

使ってみてわかったメリット・デメリット

Gammaのイマイチなところはというと

結論：どんな人におすすめ？

にとっては便利なツールだと思います。

デザインにこだわりたい人、日本語でスライドを作りたい人にとっては不十分な印象ですが
他のAIツールと組み合わせたり、ダウンロードしてローカルで自分で手直しすれば良いので
試しに使ってみると意外な発見があるかも知れません。

また、会社概要やサービス概要資料など、ある程度構成に雛形がある場合は
サクッと構成を作ってくれるので便利なツールだと思います。

まとめると、とはいえスライド生成AIツールとしての可能性は十分に感じました。
今後のアップデート次第では、もっと使いやすくなるでしょう。

興味のある方は無料版もありますので、ぜひ一度試してみてください！