昨今「AI」というキーワードは、見聞きしない日がないくらい日常に溢れていますよね。
一方で「生成AI」についてもよく耳にしませんか?
そして同じくらい耳にするのが「ChatGPT」でしょうか?
でもちょっと待って!「AI」って昔からあったはずだけど、それと何が違うの?
と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
そこでまずは今さら聞けない、「生成AI」と「AI」の違いについて
分かりやすく解説してみたいと思います。
そもそもAIって何?

ちょっと前まで何に使うのか?
実はわかってなかったんだよね



AI (アイ)って僕のことだニャン!



・・・・・
AI=アーティフィシアル・インテリジェンスの略で日本語だと人口知能ですが、大きく分けると2つあります。
- 従来型AI(一般的にAIと言われている)
- 生成AI(ChatGPTはこちら)
どちらもコンピューターが学習して課題を解決していますが
違いについて、見ていきましょう。
従来型AIとは?
従来型AIは、決められたデータやルールに基づいて答えを出していきます。
プログラムで定められたルールに従って動いていたのが、初期のAIです。
事前に設定された条件に基づいて動作するため、柔軟性はありません。
- チャットボットに「こんにちは」と送ると「こんにちは」と戻ってくる
- ナビゲーションシステムが、道路情報に基づいて最適なルートを提示
次にAIは大量のデータを学び、過去のデータを元に予測や分類をしてパターンを見つけるようになります。
- 画像認識機能による「これは同一人物ですか?」
- レコメンド機能を用いた、AmazonやNetflixから送られてくる「あなたへのおすすめ」
などがそうです。
どれも「あるある」と、誰もが一度は経験したことのある機能ではないでしょうか。
生成AIとは?
生成AI(ジェネレーティブAI)とは、ざっくりと学習したデータを元にして
「新しいコンテンツを創り出す」人口知能のことです。
従来型AIは、データの「分析と分類」でしたが
生成AIは、テキスト・画像・音楽・動画などを新しく「生成」することができるのです。



ChatGPTは「生成」だね!



AI(アイ)はできる子ニャン!



AI(アイ)に仕事手伝ってもらおうかなあ
生成AIは、大きくは3つのカテゴリーがあります。
- 文章生成AI
- Cha-GPTなど、質問に対して新しいアイデアを提供
- Google翻訳やDeepLなど、高度な言語生成機能
- 画像・デザイン生成AI
- MidjourneyやDALL-Eなど文章から画像を生成
- 音楽・動画生成AI
- MusicLMなどテキストから音楽を生成
- Synthesiaなどナレーション付き動画の自動生成
要するに生成AIとは「0から1を生み出す」AIとも言えますね。
生成AIがもたらす未来とは?
これまでは人間にしかできないと思われていた「創造的な作業」をAIが手伝えるようになったことにより
さまざまな分野で変化を起きています。
私が従事するマーケティング業界でも
コピーライティング、デザイン、プランニング、データ分析など
生成AIで一通りのことは実現可能です。
このブログもまさに生成AIを用いて書いています。
が、しかしながらコピペなわけではなく
部分的な調査や導入のアイデアをもらうなど限定的です。
当たり前ですが、間違った情報を生成することもあるので
まだまだ人間のチェックは必須です。
一方でフェイクニュースや著作権問題などもあります。
私は技術者ではないので今後のAIの進化については分かりませんが
「人間バージョンにしますか?AIバージョンにしますか?」
といったように選べる時代は遠くないかも知れませんね。
また、現状のAIは特定のタスクに特化しているので、人間と同様の知性や心は備えていないようですが
今後は人間と同様かそれ以上のAIが出てくるのでしょうか。
すごい時代を生きていると言いますか
昔のSF映画が現実になっているような感じさえあります。
まとめ
「従来のAI」はパターン認識や予測が得意で、「生成AI」は新しいものを作るのが得意!
これが大きな違いです。
Chat-GPTは「生成AI」のお仲間。
最初はとっつき難い部分もあるかも知れませんが、AIを上手に活用することを覚えれば
スキマ時間も作れるかも知れませんね!
次回からは、実際に私がAIを仕事や生活で使いながらレビューをしていきたいと思います。
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